RoomBossシステムで行う宿泊税の設定とレポートの詳細については、価格構成のページをご覧ください。
税額の計算方法とレポートに関する情報は、以下のとおりです。
RoomBossで作成したレポートに含まれる値が、税務報告及び支払義務を満たしているかどうかについては、貴社の税理士などに確認していただくことを推奨させていただきます。
RoomBoss内で表示・レポート作成される値が：
- 税金の納入・申告に関する法的責任を果たすかどうかについては、保証することはできません
- 税務局で適切として受け入れられる最低限の値であるかどうかについては、保証することはできません
RoomBossの設定や利用方法に関するご質問がございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。税務上のご質問は、倶知安町または貴社の税理士にご相談ください。
倶知安町宿泊税とは
倶知安町は、1泊あたりの金額から宿泊税と消費税の両方を除いた金額に基づいて、宿泊税を算出する計算方法を案内しています。
予約の総額から宿泊税を計算するための計算式は現時点で確認がとれていません。
RoomBoss（及びBooking.comやExpediaなど、直接システムと連動している予約経由）は、税込価格で連動しているため、予約の合計金額から税額を差し引く必要があります。
また、宿泊税の課税対象額は100円未満に切り捨てられる為、正確な税額が存在しない予約が発生する可能性がありますのでご了承ください。
RoomBossに表示される値の計算方法は？
- 予約経由（設定）に応じた予約の金額（グロス価格・売値）。
- オプションで、 非課税対象額（一般的に朝食などです）
課税対象額 = 100 /112 * （予約の金額 – 非課税対象額）
宿泊料金の消費税額 = 10 /112 * （予約の金額 – 非課税対象額）
宿泊税額 = 課税対象額（100円未満切り捨て）* 2/100
上記の計算では、多くの場合、端数が出てしまいます。
宿泊税額を変えることなく、この端数を課税対象額に適用できる場合は、上記計算方法で対応します。
この端数を課税対象額に適用して宿泊税額が変わってしまう場合は、この端数を消費税で調整します。
消費税で調整することにより、消費税額に-1円、1円または2円の誤差が出ることも考えられます。
この計算方法は大丈夫ですか？
貴社の税理士に確認してください。
上記のとおり消費税で調整することにより、消費税率が10％以下になることも考えられるが、問題がないかどうか倶知安町に確認しました。
倶知安町役場 宿泊税係より、問題ないというご回答をいただきました。（2019年8月26日）
日ごとの宿泊料金に対して税額を算出するのではなく、宿泊料金に一括して宿泊税額を計算・記載していいですか？
倶知安町役場 宿泊税係より、問題ないというご回答をいただきました。（2019年8月26日）
宿泊日ごとではなく、チェックアウト時に一括して宿泊税を計算してもいいですか？
倶知安町役場 宿泊税係より、問題ないというご回答をいただきました。（2019年8月26日）
代理店（エージェント）予約に対しては、総額（グロス）または売値のどちらに基づいて宿泊税を計算するべきですか？
倶知安町宿泊税の手引きには、「宿泊施設が旅行業者に払う手数料等に相当する金額」は課税対象であるが、「旅行業者が宿泊者からとる手数料等に相当する金額」は課税対象ではないと記載されています。
これが具体的に何を意味するのかについては、倶知安町内の宿泊施設様によって異なる解釈をされているようですので、総額（グロス）または売値のいずれかで宿泊税額を計算するオプションを提供することにしました。
グロス価格が0の予約、またはネット価格・売値が0の予約に対して、税額が出てこないのはなぜですか？
システム内で売上金額が存在しない場合は、税は算出・報告されません。