価格調整を使ってダイナミックプライシングを設定することが可能です。ダイナミックプライシングとは需要によって価格が変動する料金設定のことで、残りの空室数のにより料金が自動的に変動します。
ダイナミックプライシングを利用すると、残りの空室数により、1泊ごとに異なる割り引きを提供することが可能です。
- 空室数（と料金）は1泊ごとに計算されます。
- 価格調整は重複が可能ですので1つの予約に複数の割引を適応できます。
- ダイナミックプライシングは直接予約、代理店予約、ポータルサイト予約に適応されます。
シンプルな例で、2部屋の部屋タイプがあり、1部屋目の予約に20%の割引を提供するとします。その場合、残りの空室数が2部屋の日は20%の割引が提供され、残りの空室数が1部屋の日は割引が提供されません：
メニュー → 商品設定 → 価格調整
ページ下方の「下記の空室数の場合に限定する」を利用します：
保存ボタンをクリックすると残りの空室数が2部屋ある日に適応される価格調整を作成できます。
例えばこの予約表を見ると3月30日は残り1部屋でその他の日は残り2部屋あります。
上記の1泊ごとの料金計算表は、残り2部屋の日にダイナミックプライシングの割引が適用され、残り1部屋の日（3月30日）には割引が適用されていないことを示しています。
注意： 複数の部屋の予約の場合、各部屋の料金は1部屋目の料金と同額になります。上記の例で言うと、2部屋の予約を作成する場合、2部屋とも割引が適用されます。
アロットメントとダイナミックプライシング
ダイナミックプライシングに利用される空室数は「第三者（旅行代理店など）にアロットされていない」且つ「予約されていない」部屋数から計算されます：
- アロットされていなく、予約されていない部屋は、空室と見なします。
- 自分自身（ホテル）にアロットされていて、予約されていない部屋は、空室と見なします。
- 第三者（旅行代理店など）にアロットされている部屋は、予約されている・予約されていないに関わらず、空室と見なしません。
注意： 第三者（旅行代理店など）へアロットメントを提供した場合で、その第三者（旅行代理店）が提供されたアロットメント内で予約を作成する場合、その予約はダイナミックプライシングに影響しません。