旅行代理店や一般のお客様がレッスンを予約できるのは、料金が設定されている日付のみです。料金と価格調整の設定を活用して、一般のお客様(または旅行代理店)向けに、特別料金を提供することもできます。

シーズン

繁忙期(ピークシーズン)中の売上アップと、閑散期(オフシーズン)の予約数アップを実現するために、冬シーズンの中でも変動制の料金を設定しているスキースクールも多くあります。期間ごとに異なる料金を設定することも可能ですが、冬シーズン全体の料金を設定し、期間ごとに価格を調整する方法を使うと比較的簡単に料金管理ができます。

例えば、あるスキースクールが、12月初めと3月中のレッスンを繁忙期の料金の20%割引で提供するとします。また、1月と2月のレッスンは繁忙期の料金の10%割引で提供しますが、プライベートレッスン(午後)と1日ガイディングのみが対象になると仮定します。

この設定を行うには、まずそれぞれの商品(レッスン)に対して、冬シーズン全体で一番高い料金を設定します:

メニュー  →  商品設定  →  料金

プライベートスキー(1日)の商品を選択し、2017/18冬シーズン全体で繁忙期価格を設定しました。利用日数は1日から14日です。次に、他の商品(レッスン)も同様に料金を設定します。

料金設定が完了したら、期間に応じた料金を管理するために価格調整を設定します。

メニュー  →  商品設定  →  価格調整

以下は1つの例となります。価格調整は貴社の料金体系に応じて活用していただけます:

12月1日から20日の間、全ての商品に対して20%割引を提供

1月10日から2月末までの間、プライベートレッスン(午後)とフリースタイルスキーワークショップ(1日)に対して10%割引を提供

3月1日から31日の間、全ての商品に対して20%割引を提供

料金計算のページで確認する

料金と価格調整が正しく設定されているかどうかは、料金計算のページで確認することができます:

メニュー → 予約 →  料金計算

上記の例では、12月19日から5日間のレッスンの料金が表示されています。最初の2日間は、12月初めの20%割引が適用されていることが確認できます。

1日レッスン – 10,000円、2日レッスン – 18,000円、3日レッスン – 24,000円のように、日ごとに料金が異なる商品もあるかと思います。このような場合、価格調整はその期間の定価料金に基づいて計算されます。

メモ:1日ごとのレッスン料金が異なる場合もあるかと思います。例えば、1日目は10,000円、2日目は18,000円、3日目は24,000円の料金のレッスンがあるとします。これに価格調整が適用される場合は、実際のレッスン利用期間の日毎の料金に対して計算されます。このレッスン商品と12月20日までの20%割引を例にすると:

20日から2日間:(18,000/2) – 20% + (18,000/2) = 16,200円

19日から3日間:(24,000/3) – 20% + (24,000/3)-20% + (24,000/3) = 20,800円

20日から3日間:(24,000/3) – 20% + (24,000/3) + (24,000/3) = 22,400円

価格調整は大変便利な機能です。代理店手数料に調整を設定することもできます。詳細は、以下のリンクをご参照ください:

価格調整機能を利用する

手数料調整を設定する